「右脳・左脳論」と英会話上達の関係とは?

読者からご質問を頂きましたので、その回答を皆さんにシェアさせて頂きます^^

質問:「私は30年以上英語を教えているのですが、大人の人向けの会話のクラスが思うほど成果がでません。聞いたり話せたりの力がつきせん。偏に、私の力不足なのですが、質問があります。リスニングとスピーキングに関しては、左脳を使っての訓練には限界があるのではないでしょうか?」

まず、「左脳を使っての訓練」というものを簡単に解説させて頂きますと、俗に言う「右脳=感性的なものを司る脳」「左脳=言語的なものを司る脳」という考え方(説)があります。

つまり、人間の脳を左右に分けると右側の脳はイメージやデザインなど言葉で表せない音や映像を担い、左側の脳は言葉や論理的な思考を担う機能があるという話です。いわゆる「右脳・左脳論」というものですがこれには未知の部分が多いので、断定的な話は出来ないのですが、ご質問者の言われる「左脳を使った訓練」というものを、ここでは一般的な意味で「言語的・論理的」なトレーニングと理解したいと思います。

確かに、巷では「右脳トレーニング」のように英単語でも文法でも、イメージで理解!とか感覚で身につけよう!なんていう本をよく見かけます。

実際、私も英単語や英文法を学ぶとき、そのような視覚的なイメージや非言語的なアプローチで理解・習得することを推奨することがあります。

ただし、ここで誤解しがちなのですが、英語というものが「言葉=言語」である以上、それを「言語的・論理的」に学ぶのは至極当然のことであり、イメージや直感的な感覚だけで言語習得のすべてを解決できるわけではないのです。

実は、左脳と右脳というのは脳梁(のうりょう)という部分でつながっています。つまり、それぞれが完全に独立しているのではなく、脳梁を通じて神経が行き来しているわけです。

これによって、右脳で認識したイメージなどを左脳で言葉に換えて理解したり表現したり出来るのです。したがって、左脳・右脳と分けて考えるのではなくお互いが連携して機能していると考えた方が良いわけですね。

このことからも、左脳での訓練に限界があるのでは?と単純に考えるよりは、それ以前の勉強法(指導法)に何らかの問題があると考えた方が良いかも知れません。

例えば、いつも言っていることですがリスニングやスピーキングといった英語の「話し言葉」を習得するのに「書き言葉」を一生懸命勉強していたり、英会話の上達を目標としているのに英検やTOEICといった「受験英語」的な勉強を続けているといった、「右脳・左脳」の話以前の方法論に問題があるのではないかと思うのです。

英語の習得というのはそもそも本当にシンプルで単純なものです。英会話の上達を目指しているのであれば「英会話の英語」を覚えれば良いだけです。

そして、その「英会話の英語」というものは「話し言葉の英語」が中心となります。また文法が著しく乱れていたり、お決まりの口語的な表現、慣用的なフレーズが多いといったいくつかの特徴があります。

要は、それらの特徴だけを効率的に捉え、身につければ良いだけの話なんですね^^

だから、いつも言っていますが、無駄な勉強、辛いトレーニングは一切不要というわけです。

この話、特に「話し言葉の英語」の知られざる特徴やお決まりの口語表現や慣用的フレーズについて「とりコレ!」教本で更に詳しく、具体的に説明していますので、興味のある方は今すぐ読んでみて下さい^^




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2011年3月30日 | コメント/トラックバック(0)|

カテゴリー:英会話上達

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