英語を話せる人が守っている三か条

リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングという英語の4大スキルに加え、文法、ボキャブラリー、発音等々と、英語を確実に使えるようになるためには様々なスキル・知識を身につけなくてはなりません。しかし、これらを最初から「完璧」に身につけようとするから、たいていの人はギブアップしてしまうわけです。

今、英語を十分に使いこなせるレベルに達している人は最初からすべてを完璧に身につけようとはしていません。皆、ザックリと基本的な部分を身につけてから、細かい部分に手を出して英語を洗練させていったのです。そんな中で、彼らが普段英語を口にする上で必ず守っている三か条をご紹介しますね:

第一条「気持ちを高める」
最初から精神論のような話ですが、極めて重要な掟です。実は、私たちノンネイティブが英語を話す時というのは、想像以上のパワーを必要とするものです。母国語を話す場合とは異なり、第二習得言語を駆使してコミュニケーションをとるということは、精神的にも肉体的にも、実はとーっても大変なことなんですね。

そこで、英語を話す前には(英会話に望む前には)、グーッと気持ちを高めると良いのです。よくアルコールが入ると気持ちが高まってペラペラと話せるようになったり、相手の言っていることがよく理解できたりしますが、酔っ払ってリラックスした状態になっているのと同時に、この「気持ちを高める」状態になれることが一つの要因でもあるわけですね。

第二条「英語を話す自分になりきる」
英語を話す状態というのは、ある意味「英語を話す自分」を演じるようなものです。いつもの自分とは違う人格を出すようにすると良いのです。いつも感じているのは、英語をうまく話せる人というのはある意味「二重人格(または多重人格)」なのではないかということ。
上手に英語を話せる人というのは、日本語を話している時と明らかに違う「英語を話す人格」が出てくるんですよね。これはもう劇の登場人物のように、別の「英語を話す自分」になりきって、それを「演じる」ように英語を話すと、ほとんどの場合うまくいきます

逆に、いつもの「日本語を話す自分」のままの人格でいると、英語らしく発音することが恥ずかしかったり、日本人的な発想が抜けきらなかったりして、どうしても英語がうまく話せないわけですね。「英語を話す自分になりきる」というのはとても重要なことなのです。

第三条「完璧に話し、聴き取れると決して思わないこと」
日本人に多いのがこれ。いわゆる「完ぺき主義」というやつですが、これは本当に厄介なものです。特に英語の試験向けの対策で、細かい勉強やトレーニングばかりしている人に多いのですが、自分の言いたいことを100%完璧に表現し、または相手が話していることを100%完璧に聴き取ろうとしてしまうんですね。そうしないと気が済まないという感じでしょうか。

しかし、第二言語習得者としての「限界」があることを最初に知っておかないと、必ず自分のコミュニケーション能力にストレスを感じ、本当はもっと楽しく会話が出来るはずなのに、「もうイヤだ!」となってしまうものです。100%完璧に話したり、聴き取ったりするのではなく、言葉というのは心のコミュニケーションであることを悟って下さい。すべてが言葉に表せるわけではないのです。

そして、なかなか話せないと思うのなら、なぜいつまで経っても話せないのか、その本当の理由を知ってください。聴き取れないと思うのなら、その「聴き取れない」真の理由を知って下さい。それを知ろうとせずに、ガムシャラに勉強やトレーニングを続けているから、いつまで経っても堂々巡りなのです。




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