危険な思い込み(英語の習得にかかる期間)

英語の習得にかかる期間について、私は一つの目安として3ヶ月間を提唱しています。しかし、これを聞くとたいていの人は「まさか!」と言います。中学、高校、大学、そして社会人になってからも、中には何十年と英語の勉強をしているというのに、まったく身についていない人からすれば「3ヶ月」なんて「あり得ない!」と思われるのは当然です。とは言うものの、実際には3ヶ月さえかけずに、1ヶ月でペラペラと話し出してしまう人がいるのも事実です。東南アジアの方から日本へ出稼ぎに来る外国人なんか、わずか数週間で基本的な日常会話を覚えてしまいます。

これは一体どうしてなのか?
数週間とか、一ヶ月とか、三ヶ月とかの短期間で英語を身につけてしまう人というのは、語学の才能があったから?もともと素質があったから?いわゆる天才肌だったから?いえいえ、そんなのまったく関係ないんです。勿論多少の素質とか、適性とか、そういう個人差はあるかも知れませんが、基本的には皆同じ人間なのですから、そこまでの差はありません。

一つ面白い話があるのですが、人が何かを習得したり、身につけたりするときに、その師匠なりインストラクターなりが「~年かかりますよ」「~ヶ月かかりますよ」と先に言うと、ほとんどの人がその期間で何かを習得したり、身につけたりするそうです。つまり、書道のマスターに「1年かかりますよ」と言われた人は、1年かけて習得しようとします。別の先生に「3ヶ月で出来ますよ」と言われた人は、驚くことに「3ヶ月」で同様のレベルに達してしまうのです。

これが、人間の「思い込み」の不思議と言えます。何でもそうですが、先入観というのはとても大事なんですね。その人の「習得の基準」というものは、最初の思い込み(=先入観)ですべて決まってしまうのです。これは習得の期間だけに限りません。英語の習得は「難しいですよ」と先に言われた人は、まず英語を話せるようにはなりません。なぜなら、英語の習得は「難しいもの」だと思い込んでいるからです。自分で、「難しいもの」にしてしまうのです。

一方、先に「英語は簡単だよ、誰にでも習得できるよ!」と言われ続けた人は、英語の習得に成功する確率がグンと高くなります。これは本当に面白いほど、そのようになります。ですから、もし英語を真剣に、短期間で身につけたいと思われているのであれば、決して「無理」と思わずに、「3ヶ月もあれば十分」と思い込むようにして下さい。しかし、そうは言っても実際に3ヶ月でどれぐらい話せるようになるのかなぁ…とか、余計なことは考えない方が良いです。少しでも「やっぱり無理なんじゃないか」と思えば、結果は自然に「思った通り」になります。なぜなら、自分でそういう結果に「している」からです。

三ヶ月で身につけようとするのも自分、1年で身につけようとするのも自分、あるいは十年かかっても身につかない(身につけようとしていない)のも自分であることに早く気付いて下さい。すべてあなたの「思い込み」が結果を導いているのです。だから、才能は関係ないのです。あなたが1ヶ月、3ヶ月と決めてしまえば、その通りになります。短期間で習得できる人は、そこの思考・考え方が違うんですね。明日はこの話の続きで「不安が的中する」と言う人の悲劇について語ります。




矢印


矢印


矢印

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

タグ

トラックバック&コメント

この投稿のトラックバックURL:

コメントをどうぞ

このページの先頭へ