押してダメなら引いてみな -リスニングの極意-

リスニングが得意な人と不得意な人の違い…。それは例えば練習量だとか、脳にかける負荷だとか、ボキャブラリーの数だとか、天性の素質だとか、まぁ色々ありますよね。そんな中で、今すぐにリスニング力をアップできる極意を教えて下さいと言われたら、私は迷わずにこう言うでしょう。

押してダメなら引いてみな。今の状態で聴き取れないなら、一歩下がって全体に目を向けてみるといいよ

そうすると大抵の人は間違いなく英語の聴解力がアップします。なぜなら、英語の音声を聴き取れない人の多くは、一つ一つの単語に意識を集中させ過ぎているんですね。英語の音声を聴いて、もう絶対に一字一句聞き逃してはいけない!という感じで聴き取っているから、結果として全体像を捉えられなくなってしまうわけです。

これは言ってみれば、映画館の巨大なスクリーンの目の前に立って映画を観ているようなもので、そのままではいつまで経っても内容を理解することは出来ません。今、英語の音声を聴き取ることが出来ない、内容を理解することが出来ない!とお悩みの方は、まず一歩下がって英語音声の全体像を捉える訓練をしてみましょう。

具体的には、短めの英語の音声(1~2分程度)を用意し、最初から最後まで通して聴きます。英語の音声についてはYouTube等でいくらでも手に入れることが出来ます。もちろん、英会話教材をお持ちであればそれを使って頂いて構いません。この時、一つ一つ全ての単語を聴き取ろうとするのではなく、耳に残った単語、口調、その他の情報から音声の全体像をイメージしてみて下さい。耳に残る単語というのは、相手が無意識のうちに強調している重要なキーワードであることが多いです。また、そのような重要なキーワードというのは繰り返されることが多いので結果的に耳に残るわけですね。

その他、相手の口調であったり、例えば海外のニュース番組であれば音声以外の視覚的情報も合わせて内容把握の鍵とします。このような総合的な情報から、英語音声の内容を推理し、全体像として把握してみるのです。繰り返されるキーワードを知らなくても決して慌てないで下さい。

例えば電気技術系の音声でsemiconductorという語が繰り返されたとしても、それが「半導体」であることを知らなくても良いのです。semiconductorはsemiconductorのまま、頭に入れておけば良いのです。まずは、そういうものだと思っておけば良いのです。

そして、他に聴き取れたキーワードから全体像を推測したときにsemiconductorが何か電気技術に関連するものであるということが分かれば上出来です。問題は、一つの単語が聴き取れないからといって、そこで立ち止まってしまうこと。そこで深追いをしないようにしましょう。

必要なのは「一歩下がって全体像を見ること」です。決して、一つ一つの単語を詳しく吟味しないで下さい。細部を拡大しようとすればするほど、全体像がぼやけます。「わからない」と思ったら、押さずに引いて下さい。大抵の場合、それでリスニングはうまくいくことが多いです。

もっとパワフルなリスニング・メソッドを知りたければ有料版マニュアル教本の第二巻「リスニング編」を読んでみて下さい。数々の極秘ノウハウに「こんな方法があったのか!」と驚かれるはずです^^




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2010年7月15日 | コメント/トラックバック(0)|

カテゴリー:リスニング

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