英単語は文脈上で覚えなきゃ意味がない

通訳や翻訳の仕事をしている方であれば皆さん経験されていると思いますが、辞書代わりに英単語の意味などを他人から「気安く」尋ねられることが多いのです。まぁ、一般の人からすれば辞書などを引くよりも、「ねぇ、formatってどういう意味?」と一言声をかけるだけですから、手軽で簡単ですけどね。しかし、実はこれが結構大変なことなのです^^;

まず、相手はこっちを「専門家」と思っていますから、間違えるわけにはいきません。なるべく正確な訳を伝えたいという気持ちがあるわけです。ところが、たいていの場合「英単語」だけの意味を聞かれても、それだけで正確な意味を答えるのは難しい。それは何故かというと、英単語というのは文脈の中にあって初めてその意味を成すものだから、です。

上の「format」についてもそうです。実はこれ、うちのカミさんに昨日質問されたものですが^^; で、私が即答せずにいると、「なんだ、アンタ英語の仕事しているのに知らないんだ?」みたいな顔をするんですよね。これが非常にイラっとする^^; そこで、「「format」って一言でいっても、どこでどう使われているかで意味がたくさんあるんだよ。どんな文脈で使われているの?」と聞くわけですが、ふと考えてみると、ここからも英単語を字面(じづら)だけで表面的に、機械的に暗記することがいかに無意味であることが分かるのです。

つまり、英単語というのは文脈の中にあって初めてその意味を成すので、例えば単語集などのように英単語だけをズラーっと並べて、それだけをバラバラに覚えようとしても意味がないんですね。覚えるなら、文脈の中でそれぞれの単語が持つ真の意味を考えなければダメなんです。

そういえば私自身、英単語を機械的に暗記したのは受験や試験対策の時だけでした。しかも、そうやって機械的に覚えた単語というのはすぐに忘れてしまったと思います。今、頭の中に強固に定着しているボキャブラリーというのは、文脈の中で意味を「自分なり」に解釈し、覚えたものばかりです。今、一生懸命英単語を「機械的に」暗記しているのであれば、この重要さに早く気付いて下さい。

 




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