語彙と文法は二段階式習得が良いワケ

これから英語の勉強を本格的に始めようという方には、いつもこう言っています。
「最初のうちは、英文法と語彙(ボキャブラリー)ばかりを神経質に勉強しない方が良いですよ」

そうすると大抵の人は「しかし、英文法も語彙も大切じゃないですか。それを知らずにどうやって英語の勉強を進めることが出来るのですか?」と聞き返してきます。確かに、英文法も語彙も、英語の習得においてはとても大切な要素ですから、それを知らずに英語の勉強を行うことなんて出来ませんよね。それはもちろん当然の疑問でしょう。

私が言っているのは、英文法や語彙を軽視しろというわけではなく、また最初からまったく英文法や語彙を勉強するなと言っているわけでもないのです。英文法や語彙に関して言えば、「二段階」に分けて勉強を行う方が良いんです。良い、というか「理想的」といえます。

では、どうやって「二段階」に分けて英文法や語彙を勉強するのか?という話になりますが、簡単に説明すれば、まずは初歩の初歩、非常に基本的な英文法の知識や語彙(ボキャブラリー)だけを身につけます。なんだ、やっぱり英文法や語彙を先に勉強するんだ…と言われる方がいらっしゃるかも知れませんね(^^; しかし、ここでの英文法や語彙の勉強はあくまでも「基礎事項」のみにとどめておきます。

つまり、レベルで言えば中学英語程度のもの…。そうですね、英文法で言えば「be動詞と一般動詞」「疑問文と否定文」「現在形、進行形、過去形」「単数形・複数形」とか、そんな感じの内容です。おそらくはほとんどの方が中学校で習ったことを覚えていらっしゃるのではないでしょうか。アイマイミー、ユーユアユーとか、そういうのもやりましたよね(^^)

語彙についても第一段階は中学校で習う1000語程度の本当に基礎の単語です。こういうのだけをまずは覚えてみましょう。多分、少しでも英語の勉強を本格的に始めてみようと思う方であれば「カンタン!」と思うようなレベルの単語、熟語です。

まず、こういう基礎中の基礎のレベルの英文法事項と語彙だけをしっかり押さえたら、しばらくは英文法も語彙も、それだけを神経質になって勉強しない方が良いんです。いいですか、ここが重要ですからね。英文法と語彙の「第一段階」の勉強が終わったら、まずは英文法も語彙も、それらだけを特別に区切って勉強するのはやめましょう。

「第一段階」の英文法と語彙の知識さえ頭に入れていれば、まずは英語の勉強や英会話のトレーニングを進めることには事足ります。もちろん、わからない単語にぶつかったり、知らない英文法事項に出くわしたりはするでしょう。しかし、重要なのは、そのような難しい単語や英文法事項というのは、その後の総合的な英語の勉強、英会話のトレーニングなどを行う上で「その都度」調べたり、勉強したり、覚えたりしていけば良いのです。

これが「第二段階」の英文法と語彙の勉強のタイミングです。第二段階の勉強では、語彙や英文法だけを区切って勉強しない方が良いです。つまり、リーディングでの多読や、リスニングのトレーニング、英文ライティングや実際の英会話、ディクテーションやシャドーイングといったさまざまなトレーニングを通じて出くわした未知の単語や表現、そして英文法などを「その都度」詳しく勉強するわけです。

特に英文法や語彙の勉強というのはそれら単体で行うと非常に単調でタイクツ、つまらないものです。英語をこれから勉強しようと意気揚々としている時に、いきなりそのような退屈な作業を自分に強制するとかなり高い確率で挫折しますので、「はじめチョロチョロなかパッパ」式が良いわけですね(^^)

 




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