外国人に質問されて返答に窮しないために

英会話で一番イヤなのは、外国人に何か質問されて、その返答に窮することですね。相手の言っていることが単にわからない(聴き取れない)ために返答出来ないというのなら、まだ救いがあるのですが(その場合はリスニング力を伸ばせば良いだけだからです)、聴き取れているのに的確な返答を英語で出来ない時というのは本当にストレスを感じるものです。

実は、外国人の質問への返答に窮する原因は大きく二つに分けることが出来ます。一つは、外国人の質問というのはどういうワケか「突拍子も無い質問」が多いということ。そしてもう一つは、返答を英語で表現することが難しいということ、です。

外国人の質問というのは大抵の場合、日本人が考えもしないような「突飛な」質問が多いです。しかし、実はこれにも理由があるんですね。欧米の文化というのは「どうしてそうなのか?」という疑問を相手に投げかけ、互いにディスカッションをして物事の真理を探究する文化です。一方、日本人は「暗黙の了解」という部分をとても大切にします。いちいち人に聞きまわったりせず、その場の雰囲気や行動・態度を見て「そういうもの」と理解します。「空気を読む」なんて言うのも日本人特有のセンスですね。

例えば、日本では伝統職人がその技術を弟子に伝えるために、何をするかというと「目で見て技を盗め」と言います。おそらくそんなことを欧米人に言っても???という顔をされるでしょう。それこそ欧米人が弟子であれば、その伝統職人は質問攻めにあってしまうかも知れません。つまり、外国人の質問が突拍子も無いと感じる理由は、日本人であれば普通はしないような質問を平気でしてくるからなのです。日本人どうしであれば、まず相手に投げかけないような質問を外国人は平気でしてきます。それが文化だからですね。

従って、外国人と接する際にはありとあらゆる質問が来ることを想定しておかなければなりません。場合によってはとんでもない質問が飛んできます。「なぜ家にあがる時は靴を脱ぐのですか?なぜスリッパを履くのですか?」「なぜ毎日お風呂に入るのですか?毎日入らないといけないくらい汚いのですか?」「なぜご飯を食べる前に『いただきます』、食べた後に『ごちそうさま』と言うのですか?」

上記はすべて実際に聞かれた質問です。これらはまだ文化の違いによるものですから想定のしようがありますが、それ以外にも本当に返答に困ってしまう質問がガンガン飛んできます。欧米というのは疑問に感じたら「なぜ?」「どうして?」と探求するのが普通なんですね。

では、このような「突拍子もない質問」への返答は一体どうしたら良いのでしょうか。例えば文化の違いによるものであれば「It’s just because of cultural differences.(文化の違いさ!)」で済むかもしれませんが、質問への返答としては少々ドライというか、淡白過ぎますよね(^^;

で、お勧めなのは逆に質問してしまうという方法
なぜ家で靴を脱ぐのですか?と聞かれたら「ではなぜあなたの国では靴を脱がないのですか?」と聞き返しちゃうんです。「ではなぜ毎日お風呂に入らないのですか?」「なぜご飯を食べる前に何も言わないのですか?」等々、実はこれが結構効果あります。しかし、欧米人というのは動じないというか、そういう展開になると今後は延々とディスカッションになったりします(それはそれでまた辛いものがありますが^^;)。

上の方法は少し裏ワザっぽいものですが、正統派としてはやはり普段から色々なことに疑問を持ち、それについての答えをきちんと用意しておくことも大切ですね。それも英語で。考えてみると私たちの日常生活にも些細な疑問で、あらためて聞かれると答えられないようなことってかなりたくさんあるのです。そういうところに普段から目を向けておくと、やはりイザという時に強いですね。また、実際に外国人と会って会話した時に答えられなかった質問などは、決してそのまま放置せず、家に帰ってから詳しく調べ直して、次回は英語できちんと答えられるように準備しておくことがとても大切です。




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