他人が話している英語はなぜ上手に聞こえる?

不思議なもので、他人が話している英語はなぜか上手く聞こえるものです。

いわゆる「隣の芝は青く見える」というものでしょうが、特に英会話のグループ・レッスンなどでは、やけに自分の英語が下手に感じてしまうものですね。

もちろん、中にはそれなりに自信のある方もいらっしゃるわけですが、それでもその人と同等か、それ以上の英語を話す人が隣にいれば、どうしても引け目に感じてしまうことがあります。

これは何故かというと、人は他人の「陰の努力」を知らないからです。

自分の「陰の努力」なら百も承知ですが、隣の人が陰で努力していることは知る由もありません。自分は、あんなに苦労して単語を暗記して、聴き取れないリスニングのトレーニングを続けて、鏡を見ながら発音の練習をして変な顔になっちゃって、死にもの狂いで英文法を勉強して、やっと「このレベル」だというのに、涼しげな顔をしてサラッと英語を話すこの人は一体…?と感じてしまうんですね^^;

しかし、少し落ち着いて考えてみると、その隣人だって、それ相当の「努力」や「労力」を払ってきているわけです。おそらく、それなりの「恥」もかいたり、「間違い」をおかしたり、壁に突き当たって大いに悩んだりした末に、ようやくそのレベルに達したのかも知れないのです。

ただ、人間はそのような他人の「陰の奮闘努力」というものはなかなか目に入らず、単純に「苦労してこのレベル!」という自分と比較してしまうのです。

確かに、それは仕方ないことです。自分の奮闘努力であれば、一番知っているのが自分ですからね。もう実感としてリアルに感じているわけです。

「こんなに苦労してんのに!」と^^;

一方、他人が苦労していることもわかってはいます。しかし、それは口で言う「わかっている」であってあくまで想像に過ぎません。他人が実際に体験してきた苦労や努力というものは本人以外が本当に知ることは出来ないのです。

そんなわけで、他人の方が常に良く見えるのです。これは、英語だけに限らず人生の色々な面で同じような「錯覚」が起きます。

友人が良い学校・会社に入った、家を建てた、昇進した、結婚した、宝くじに当たった…(最後の例えは変ですね^^;)と聞けば「ハァ、羨ましいなぁ…それにひきかえ自分は…」と落ち込みがちですが、それは単にその人の「陰の努力」を考慮に入れていない「偏った比較」によるところが大きいのです。

これの一番の対処法は「他人と比較しない」こと。自分と他人の絶対的相違を理解しましょう。自分のことは自分、他人のことは他人と割り切って、あまり気にし過ぎないことが大切です^^

頑張って!


【編集後記】昨日の続き~モミジ

momiji

紅葉と言えばモミジですね。英語ではmaple、はいあのメープルシロップのメープルです。カナダの国旗にもモミジ(カエデ)の葉がデザインされてます。ただし、日本のモミジからメープルシロップは採れないでしょうけど^^;

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