英単語を本当の意味で理解しているってこんな感じです

よく英単語の意味を訊かれるんです。まぁ、職業が通訳・翻訳者ですから、誰もが私のことを「歩く英語辞書」だと思っているようで…^^;

「ダディ、intentionってどういう意味?」

なんて娘に訊かれるわけですが、(ちなみに上の「ダディ」はウソです。ちょっと気取ってみました^^; 本当は「パパ」です)

「intentionは「意思」とか「意図」とか、そういうのがあることを言うんだよ」なんて答えてあげると、娘も尊敬の眼差しで私の自尊心も保たれるわけです(ホッ)。

しかし、たまに答えに窮する時があります。そういう時はたいていウチのカミさんが訊いてくる場合が多いのです—;

「ダーリン、complianceってどういう意味?」

(ちなみに上の「ダーリン」は… もういいか。^^;)

私「complianceはコンプライアンスだよ」

妻「コンプライアンスって何?」

私「コンプライアンスってのは、ホラ、、、」

…なんて感じで答えに窮してしまい…^^; するとカミさんは「アンタ通訳なんでしょ?」なんて顔をして私を見るのです。嗚呼…

いえ、もちろん「compliance」というのは規則とか約束事の「順守」という意味なのはわかります。それぐらい知っとるよ!

ただ、それが外来語として日本語に定着してしまっている場合には、なかなかその本来の意味を咄嗟に説明するのが難しい場合があるのです。しかし、実はここに一つの真実が隠されています。つまりそれが冒頭の「英単語の意味を理解している感覚」というわけですが、要するに英単語を本当の意味で理解した時というのは上述のように「意味は分かっているんだけれど、それを日本語でうまく表現出来ないような感じ」がするものなのです

例えば…「チェックアウト」なんていう言葉があります。ホテルをチェックアウト…って要するに精算して出ることですが、それを日本語で言えと言われても困ります^^;

スポーツジムの「ジム」もそう、「インターネット」や「プログラム」「セミナー」「スプレー」「ベッド」…等々、挙げればキリがありませんが、要するに外来語の中で別の日本語で言い換えることが難しいような単語は私たちが本当の意味で理解している単語と言えるわけですね。つまり、「イメージ」でそのまま理解してしまっているので、敢えて「言葉」で表すのが難しいわけです。

よく「単語をイメージで理解するってどういう意味ですか?」なんて質問を頂きます。また、「英語を英語のまま理解するって、一体どういうことですか?」なんて質問も頂きます。

確かに、イメージで理解するとか、英語のまま理解するって、とても抽象的な感じがしてわかり辛いと思いますが、上述のように既に知っている英単語(外来語)で、それを他の日本語で説明するのが難しいようなものを考えてみると、それがまさしく「イメージで理解している」「英語を英語のまま理解している」という感覚に他なりません。

実際、英単語を覚える際にも「英語」→「日本語」→「理解」というプロセスではなく「英語」→「理解」というプロセスになっていることが何よりも重要なのです。

この感覚を掴むことが出来れば、他の単語の覚え方も自ずと理解できるようになりますね。すなわち、英単語の日本語訳の「字面(じづら)」だけを機械的に暗記しても意味がない、ということです。この本質に気付くことが出来ればあなたの英語力、語彙力は本当の意味で高まることでしょう。

それでは良い週末を!^^

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