口を噤んだままでは英語は身につきません

英語を独学で勉強している人は多いのですが、なかなか英語をうまく話すことが出来るようにならないという相談をよく受けます。

それで、どんな勉強をしているのか聞いてみると、やっていることは決して悪くないんですよ。私がいつも推奨している「短期集中」型で、多量の英語の音声を一気に聴いてみたり、自分が話すフレーズなどをたくさん作って暗記してみたりしているんです。

それと並行して、きちんと英文法も勉強し、毎日英字新聞などを中心とした多読トレーニングも行っている…。当然、ボキャビルにも力を入れているので、TOEICなんかは比較的ハイスコアを出せているんです。

しかし、実際の英会話となると、どうしても言いたいことが口から出てこない。または、言いたいことが英語でわかっていても、それを口にすることが難しいと言うのです。

こんな悩みを持っている人は結構多く、ヘタにリスニングは出来て、TOEICも高得点で、英文法の知識もあるだけに、スピーキングだけがネックとなっていると悔しさも倍増するようで「渡邊先生、何とかして下さい!」なんて切羽詰まったメールもよく頂きます^^;

で、こういうタイプの人に共通している「欠点」があるのですが、それは…

英語を口に出して勉強していない」というもの。英語を口に出すというのは、つまり「音読」のことですね。おそらく、あなたも中学校や高校で英語を「音読」させられた経験があるのではないでしょうか。

この「音読」というのは非常に大切なトレーニングの一つで、ハッキリ言ってこれをやるかやらないかで、あなたのスピーキング力が上達するかしないかが決まると言えます。

中学校や高校などでは、これを英語の授業内で半ば強制的にやらされるわけで、その点は非常に良いわけですが、大人になってから英語を独学でやり直そうという場合には、よほどのモチベーションがない限り「英語の音読」を自発的・積極的にやろうと思う人はいません。

どちらかと言えば、口をつぐんだまま、黙々と机に向かって英語を読んだり(黙読)、リスニングであれば一方的に英語の音声を聴くだけというトレーニングになりがちですよね。単語の暗記だって、一つ一つの単語を口に出しながら覚えようという人は稀です。

しかし、実はこの「音読」というのは、すべての英語スキルの上達において密接な影響を及ぼすものであり、それぞれのスキルをアップさせる上では大きな効果をもたらす「キー・トレーニング」と言えるものなのです。

例えばリーディングでは、黙々と英語を読む代わりに大きな声でハッキリと発音しながら英語を読んでみて下さい。リスニングでは、ただ聴くだけでではなく、聴こえた英語音声をそのまま真似て発音してみて下さい(所謂「シャドーイング」)。

スピーキングであれば当然、自分が作った英語のフレーズ等を大きな声で何回も口にしてみましょう。ライティング・トレーニングでさえ、自分が書いた英語を同様に「大きな声で」喋ってみること。ライティングは「書き言葉」だから音読は関係ないとは思わない方が良いです。

こんな単純なことを一週間だけ続けてみて下さい。あなたの英語の発音、スピーキング力はグンと伸びるはずです。ぜひ、試してみて下さいネ!

*ブログ読んで納得しているだけじゃダメですよ^^ 必ず「実践する」こと。それも今すぐにです!


【編集後記】イルカちゃん涼しそう…

iruka

残暑厳しく、今すぐにでもプールに飛び込みたい気持ち^^ 水の中は冷たくて気持ちいいんだろうなぁ…

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2011年8月17日 | コメント/トラックバック(1)|

カテゴリー:スピーキング

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コメント

  1. Kayoko Helgesson より:

    かわいい写真ですね! きっと、にこにこ笑顔で撮影してたんじゃないですか?
    感動が伝わります♪^^


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