へたうまイングリッシュのすゝめ

以前、横浜で港湾関係の通訳をしたことがあります。

世の中には様々な職業があって、それぞれの職業には独特な専門性があるわけですが、この「港湾関係」という仕事も本当に独特な、ある意味「特殊な」世界と言えます。

まず、港湾関係者にはバイリンガルが多いです。バイリンガルどころか、中には中国語や韓国語、スペイン語、フランス語やらポルトガル語等々のマルチリンガルもゴロゴロしています。

で、バイリンガルとかマルチリンガルとか聞くと、何だかキレイな通訳のお姉さんがたくさんいるような気がしますが、現実はそんなイイもんではなく(港湾関係者の方、失礼!)、いかつい「ドヤ顔」をした屈強な体のオッサンばかり…^^;

しかしすごいのは、そんな「英語」とは一見無縁そうな男たちが、ベラベラと英語を話していること。それも外国人相手に堂々と、臆することなく何か国語も自由に扱っているのですから素晴らしいです。

確かに、その英語をよく聞いてみると、厳密な意味での「正しい英語」とは言えません。むしろ完全にブロークンイングリッシュですね。しかし、男たちはそれで問題なく意思を伝達し、コミュニケーションを成立させることが出来ているのです。

私は、コミュニケーションの基本はそこにあると思います。

勿論、よりネイティブに近い発音や、正しい文法を知ることは重要です。しかし、その前に、英語を話せるようになることというのは、まず「コミュニケーション」が出来るということが第一ですので、港湾関係者のブロークンイングリッシュはそういう意味でも称賛に価すると思います^^

で、このブロークンイングリッシュはまさに「へたうま」な感じがいいんですよね。「へたうま」っていうのは、漫画家で言えば、しりあがり寿さんとか蛭子さんとか、さくらももこさんとか、そんな感じのタッチ^^ 決して上手ではないんだけれど、味があるわけです。

そして、英語の場合はそれで十分通じるし、何と言ってもメンタル面が、まさに「バイリンガルの鑑」と言えます。このメンタル面は非常に大切なんですよ。何があっても動じない、どっしりとした態度、日本人であることの誇り・威厳、欧米人に決して迎合しないメンタリティというものが重要なのです。

正しい発音・厳密な英文法で話さないとダメ、少しでも間違えたら恥ずかしい…という強迫観念に捉われている臆病で神経質な日本人は、まず「へたうま」イングリッシュからマスターすることをお勧めします^^ 発音や文法の知識は後から、いくらでも身につけられますからね^^


【編集後記】ちょっと「へたうま」なヒマワリの写真^^

himawari

夕涼みの散歩途中、都民農園でひまわり発見。確かに「へた」な写真ですが、「うま」いかどうかは定かでありません^^;

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2011年7月27日 | コメント/トラックバック(1)|

カテゴリー:英会話上達

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  1. 池上春代 より:

    きょう近所の電気店で IH クッキング ヒーターの 宣伝をかねた 料理教室へいきました。  I met a Malaysian at there. She loolks like Japanese. At first I did’t know that she is Malaysian because She can speak Japanese very well. She was very glad to speak English to me. She said “I could’t speak English long time (one year). She can speak five foreign languages. 勇気をだして 英会話をしました。 初歩の初歩程度ですが、 会話がはずみました。 通じているので これからは ブロークンでもよい 話す事がだいじなのだと おもいました。 きょうの へたうまイングリシュの 記事を読んで 特に そう 思いました。
    これから もっと 楽しみながら とりコレ すこしずつですが 進めます。


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