行動を開始するには「感情」の後押しが必要なのです

人間というのは、何か行動を起こす時、頭で何かを理論的に考えて行動に移すのではなく「感情」があって初めて動くことが出来るらしいです。

例えば、英語の勉強であっても

TOEICのスコアを上げなければ会社をクビになってしまう…

英会話が出来ないと困ってしまう…

と頭の中で考えるだけでは、なかなか行動に移すことが出来ないんですね。そうではなく、TOEICのスコアが上がらず、会社をクビになったらお給料がもらえず、支払も出来ず、生活に困って不安になる…。借金の取り立てが来て脅されて…怯えて暮らさなければならななくなる…

「そんなのイヤだ!」

という感情が動いて、初めて「英語の勉強」という行動に移れるということなのです。

英会話についてもそう。

頭の中で「英会話が出来ないと困る」とわかっていても、それだけではなかなか行動に移すことが出来ません。そうではなく、英会話が出来ないことで外国人に話しかけられて困り果てる自分を想像し、心臓がドキドキして顔面蒼白になり、手が震え、周りから笑われ、ますます緊張して…

「そんなのイヤだ!」

という感情が沸き起こって初めて重い腰を上げられるというわけです^^

実際、「渡邊先生、なかなか英語の勉強を始めることが出来ません」という類のメールをよく頂くのですが、そういう方の多くが、頭の中では「勉強をしなきゃ」と分かっているのですが、結局「感情的な部分」ではそれほど焦っていないんですね。

何度も言いますが、人間が行動を起こせるのは「感情」が動いた時だけです

それがなく、頭の中で冷静に「勉強しなきゃ」と認知している程度ではなかなか行動に移すことは難しいのです。

従って、なかなか行動に移せないという人は、あなたが英語の勉強を始めないことによって起き得るすべての「困ること」「イヤだ!と思うこと」を頭の中に詳細に、鮮明に想い描いてみて下さい。出来れば冷や汗が出るくらいに想像してみると良いのです。

すると…

「そうだ、やらなきゃ!」

「こんなことしている場合じゃない!」

「今すぐ取り掛かろう!」

という気持ちになることが出来るはずです^^

今日の話はちょっと「耳が痛い」人も多いかと思いますが、別に意地悪で言っているわけではありません^^ あなたの「感情」をうまく用いて「行動」をコントロールする裏ワザですので是非知っておいて下さい^^

英単語を本当の意味で理解しているってこんな感じです

よく英単語の意味を訊かれるんです。まぁ、職業が通訳・翻訳者ですから、誰もが私のことを「歩く英語辞書」だと思っているようで…^^;

「ダディ、intentionってどういう意味?」

なんて娘に訊かれるわけですが、(ちなみに上の「ダディ」はウソです。ちょっと気取ってみました^^; 本当は「パパ」です)

「intentionは「意思」とか「意図」とか、そういうのがあることを言うんだよ」なんて答えてあげると、娘も尊敬の眼差しで私の自尊心も保たれるわけです(ホッ)。

しかし、たまに答えに窮する時があります。そういう時はたいていウチのカミさんが訊いてくる場合が多いのです—;

「ダーリン、complianceってどういう意味?」

(ちなみに上の「ダーリン」は… もういいか。^^;)

私「complianceはコンプライアンスだよ」

妻「コンプライアンスって何?」

私「コンプライアンスってのは、ホラ、、、」

…なんて感じで答えに窮してしまい…^^; するとカミさんは「アンタ通訳なんでしょ?」なんて顔をして私を見るのです。嗚呼…

いえ、もちろん「compliance」というのは規則とか約束事の「順守」という意味なのはわかります。それぐらい知っとるよ!

ただ、それが外来語として日本語に定着してしまっている場合には、なかなかその本来の意味を咄嗟に説明するのが難しい場合があるのです。しかし、実はここに一つの真実が隠されています。つまりそれが冒頭の「英単語の意味を理解している感覚」というわけですが、要するに英単語を本当の意味で理解した時というのは上述のように「意味は分かっているんだけれど、それを日本語でうまく表現出来ないような感じ」がするものなのです

例えば…「チェックアウト」なんていう言葉があります。ホテルをチェックアウト…って要するに精算して出ることですが、それを日本語で言えと言われても困ります^^;

スポーツジムの「ジム」もそう、「インターネット」や「プログラム」「セミナー」「スプレー」「ベッド」…等々、挙げればキリがありませんが、要するに外来語の中で別の日本語で言い換えることが難しいような単語は私たちが本当の意味で理解している単語と言えるわけですね。つまり、「イメージ」でそのまま理解してしまっているので、敢えて「言葉」で表すのが難しいわけです。

よく「単語をイメージで理解するってどういう意味ですか?」なんて質問を頂きます。また、「英語を英語のまま理解するって、一体どういうことですか?」なんて質問も頂きます。

確かに、イメージで理解するとか、英語のまま理解するって、とても抽象的な感じがしてわかり辛いと思いますが、上述のように既に知っている英単語(外来語)で、それを他の日本語で説明するのが難しいようなものを考えてみると、それがまさしく「イメージで理解している」「英語を英語のまま理解している」という感覚に他なりません。

実際、英単語を覚える際にも「英語」→「日本語」→「理解」というプロセスではなく「英語」→「理解」というプロセスになっていることが何よりも重要なのです。

この感覚を掴むことが出来れば、他の単語の覚え方も自ずと理解できるようになりますね。すなわち、英単語の日本語訳の「字面(じづら)」だけを機械的に暗記しても意味がない、ということです。この本質に気付くことが出来ればあなたの英語力、語彙力は本当の意味で高まることでしょう。

それでは良い週末を!^^

やる気低下していませんか?毎日の勉強にこんな新風を!

今日は読者から質問を頂きましたので回答をシェアさせて頂きたいと思います。

「英語の勉強を始めて半年になります。最近やる気がなく、勉強が遅々として進みません。はじめはやる気になっていたのですが、今はノルマの十分の一も達成できず困っています。何か良い解決策はないでしょうか」

そうですね、まず知っておいて欲しいというか、知っておくべきことなのですが…

「英語の勉強」は元々長続きしない性質があるものだということです。例えばそれが食欲や睡眠欲、性欲といった人間の三大欲に関わるものであれば、こういう話にはならないわけですね。

つまり、よほど英語が好きとか、英語が話せないと死んでしまう(生きていけない)とか、何らかの強い必要性・モチベーションがなければ基本的に英語の勉強というものは長続きしない性質を持っているわけです。

したがって、英語の勉強が長続きしないからと言って自分を責める必要はまったくありません。むしろ、そっちの方が「正常」なんです^^  まずは、そこを理解して下さい。

…とは言うものの、大多数の英語学習者が同様の「やる気低下」に悩まされていることと思いますので、今日は一つ大きなヒントを教えますね。一般に「やる気」がなくなる時というのは勉強自体が退屈に感じられる時です。

要するに「マンネリ化」ということ。

毎日の勉強がルーチン・ワークとなると目新しさ・新鮮さが感じられなくなり、何だかやる気も失せてしまうというわけです。そんな時はどうすれば良いのかと言うと、勉強内容に新しい風(空気)を送り込むことがとても有効です。

新しい単語集、参考書を買ってみる。

新しい教材にチャレンジしてみる。

新しい勉強方法に変えてみる。

または、ノートや筆記用具を変えてみるとか、そんな些細な変化でもマンネリ化した退屈な英語の勉強に新しい風を送ることは可能です。

思い切って英会話スクールや教室を変えてみるというのもアリでしょう。または、英語を話す場を新しくしてみるのも非常に効果的です。

きっかけは本当に小さな変化で構わないのですが、それが意外と大きな変化につながることが多いものです。

もし、今英語の勉強を退屈に感じられていたりやる気が低下して行き詰っていたりするのであれば、そんな「新しい風」を、「小さな変化」をあなたの勉強に取り入れてみて下さい。

それだけで、また新たな気持ちで再スタートを切れるはずです^^

ぜひ参考にして下さい。

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