TOEICのリスニング、ここだけ押さえて!

TOEICのリスニングで悩まれている方は少なくありません。少しでもTOEICのリスニング問題の出題パターンや音声の速さに慣れてしまえば、大した話ではないのですが、それでも多くの方がなかなか得点出来ずに頭を抱えられています。

TOEICのリスニング対策で押さえるべき点としては以下の三つが挙げられます:

1.英会話教材などの音声とは違うことを認識する
TOEICのリスニング音声は非常に特徴的です。一応、一般的なビジネス・シーンや日常的な会話の中で耳にする(であろう)英語音声を主体としているのですが、そこはやはり「試験」ですから、アリエナイ!というような展開もありますし、基本的には受験者を「惑わす」仕掛け、トラップがたくさん散りばめられているわけです。

これはリスニングだけに限りませんが、これが正解だろう!と直感的に感じた選択肢には罠が仕掛けられているパターンが多いです。例えばパート1の写真問題では、目立つ被写体に要注意です。正解はそこではなく、予想もしないような所に隠されていたりするのです。
従って、これは純粋な意味でのリスニング能力というよりは、TOEIC専用の聴解力を養う必要があります。そのためには、やはり公式問題集の音声を繰り返し繰り返し聴き、出題と仕掛けのパターンを自分なりに分析し、こういう時にはこうくるだろうという感覚をつかむようにして下さい。

2.全部聴き取る能力は要求されない
TOEICのリスニング対策で、ディクテーションなどを行っている人がいますが、TOEICで要求される聴解力というのは、音声の詳細を聴き取る力ではなく、全体の中からキーワードとなる部分を抽出する能力と言えます。
そのためには、一語一語を詳細に聴き取るのではなく、英語の音声をザーッと聴いて、その中から主旨を的確に把握し、さらに問われている情報(正解)を適切に探し出すトレーニングが重要となります。さらに、きちんと聴き取れていても、問題文の主旨が理解できないと誤答する恐れがありますので、疑問詞が問う内容を正確に理解し、正答を検索する力を養うようにしましょう。

3.パート3・4での先読み
これは裏ワザのように捉えられる人もいますが、今は最も基本的なコツの一つで、正攻法と言っても良いくらいのものです。確かに慣れるにはコツが必要ですが、一度リズムを掴んでしまえばそれほど難しい話でもありません。基本的にはディレクションが流れる間に問題文と選択肢に目を通すだけですが、公式問題集を使ってタイミングを身につけるようにしましょう。こんなのに慣れるだけで50点とか100点とかスコアが変わってくることがありますので、やっていない人は是非試してみて下さい。

その他、試験前になったらボキャブラリーや文法の勉強よりも「英語の音声」をとにかくたくさん耳に入れる「高負荷」「短期集中」のリスニングトレーニングを行うことをお勧めします。結局、リスニング力というのは筋トレと同じなのです。

試験当日というのは、アスリートで言えば大会などの本番そのものですね。その日の前数週間はとにかく大量の英語を耳に入れるようにしておきましょう。それだけで結果に大きな違いが出るはずです。




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TOEICの英文法対策とは?

先に結論から申し上げますと、TOEICの文法問題は非常に簡単です。まさに「基本」というものばかりが頻出するのです。従って、ここを取りこぼすのはとてもモッタイナイですから、きちんと対策しておきましょう。

基本的には名詞や動詞、形容詞といった「品詞」に関するものが多く出されます。こういうのは簡単だと思って、あまり真剣に勉強する人が少ないのですが、そういう人に限って500点くらいでウロウロしていて、なかなかスコアが上がらない…なんて悩んでいるんですよね。

問題のレベル的にはかなり易しいものばかりですが、やはりきちんと基礎を知っている人が得点出来るように仕組まれています。従って、公式問題集でもパート5と6をやり込んで、しっかりと出題傾向・パターンを知るようにして下さい。

で、問題集を繰り返しやるとわかるようになるのですが、TOEICの文法問題では明らかな出題パターンというのが存在します。まぁ、これまでにもかなり数の試験が実施されているわけで、その都度まったく出題内容を変えるわけにもいかないのでしょうから、必然的に「パターン」が出てしまうわけですね。

裏ワザ的には、こういうパターンを自分なりに「知る」ことが、言ってみればTOEICの最高の対策と言えます。そして、そのような傾向やパターンがわかるようになると、笑ってしまうのですが、問題文を真剣に読まずとも正答を導き出すことさえ可能になります

要は、出題者と同じ思考パターンになるわけです。簡単に言うと、いかにも「ヒッカケ」問題だなと思うような選択肢やその他のキーワードが出た時には必ずそこに罠が仕掛けられています。それが分かるようになるまで、公式問題集をやり込むことが大切ですね。

他にTOEICの英文法で押さえておくべき項目としては副詞、前置詞、接続詞、関係代名詞、助動詞、そして時制や受動態、いいところ仮定法あたりまでです。こんなのを、基礎的なレベルで確認しておき、あとは問題集をやりながら、間違えたところを詳しく補填していくと良いです。

コツとしては、英文法の参考書などばかりをバカ丁寧に読むのではなく、参考書は話半分に、後は公式問題集の方で間違えた部分にあなたの弱点があるわけですから、そこを重点的に調べるなどすると非常に効率的に英文法知識を強化することが可能になります。

真面目な人は英文法の参考書の最初から最後までを徹底的に読んで暗記しようなんて思われるのですが、TOEICの英文法対策ではそんな労力は一切必要ありません。試験に出るところだけを適切に知っておけば良いだけです^^ ここでも「短期集中」「効率化」がカギとなりますから、ダラダラやらずにパーッと一気に攻めてハイスコアを獲得して頂きたいと思います^^




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TOEIC向けボキャブラリー構築法

TOEICのボキャブラリーはとても特徴的です。まず、TOEIC自体が「ビジネス英語」を主体としていますので、それ以外の、例えば大学受験向けやアカデミックな単語はあまり出てきません。ましてや、英検対策用の単語集などを使うのはまったくのお門違いと言えます。

レベル的には最近やや難易度が増してはいるものの、英検1級のような重箱の隅をつつくような難しいものは出てきません。アメリカやイギリス、オーストラリアやカナダといった英語圏の日常生活、ビジネスの場面で使われるごく一般的な単語を押さえておけば良いだけです。

一般には、新しいTOEIC専用の単語集などが書店で売られていますので、自分で気に入ったものを一冊購入すると良いでしょう(ハッキリ言って、このあたりの違いはあまりないのです^^;)。単語集を買うのはもったいないというのであれば、まずは公式問題集を解いてみて、そこで出てきた知らない単語や熟語などをすべて洗い出し、自分だけの単語集を作るのも非常に効果的です。というか、むしろ私はその方法をお勧めしています。

おそらく現在出ているVol.1~4までの公式問題集に載っている未知の単語を完璧に覚えるだけで800点以上は狙えるのではないでしょうか。公式問題集の単語を攻略せずに、他の単語集に手を出すのは早過ぎるとも言えますね^^ もちろん公式問題集の単語はすべて知っている!という上級者であれば、他の市販の単語集も攻略すべきです。

さて、TOEIC向けのボキャブラリー構築法についてですが、これはいつも言っているように、単語単体で覚えるのはやめた方が良いです。そうではなく、必ず文章の中で覚えるようにして下さい。文章がない場合には例文を作ってでも、「文ごと」覚えるようにしましょう

その時のコツとしては、例文の内容をアリアリと頭の中でイメージすること。文字面だけを追って、「言葉」として理解し、覚えるのでは意味がないのです。必ず、その単語の持つイメージ、絵や情景を頭の中に思い浮かべ、視覚的な印象とともに頭に刻み付けるようにして下さい

さらに重要なのが、インプットのみで終わらせないということ。特にTOEICなどの試験勉強ではどうしても学生時代の一夜漬け的「つめこみ暗記」で攻略しがちですが、一方的なインプットだけでは記憶に強固に焼き付けることが出来ないものです。

従って、単語を覚えるという「インプット」の作業を行った後には、必ず同等の「アウトプット」作業を行うようにして下さい。これは、例えば覚えた単語を使った別の例文を作ってみるとか、英会話であれば、覚えた単語をテーマに英語で話をしてみるとか、そういう作業のことです。相手がいなければ独り言で話すだけでも効果があります。

少し面倒に思えるかもしれませんが、インプットだけではどうせすぐに忘れてしまうのですから、覚えた単語をより強固に頭に残したいのであればインプット/アウトプットは一まとまりのセットであるという考えの元、労を惜しまず、積極的にアウトプット作業を行うようにしましょう。

そして、ここだけの話ですが、結局ボキャブラリー構築を徹底した人がTOEICを征すと言っても過言ではないのです。ここ、ホントに重要な話ですから、来月TOEICを受ける予定の人は今から十分間に合いますので、公式問題集に出ている単語だけでも確実に頭に叩き込んでおいて下さい。それだけで数百点のアップが望めます^^




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