身の回りにあるものから攻めてみよう

ボキャブラリーの構築というのは、英語の学習において全ての基礎となるものです。当然ながら、ボキャブラリーがなければ、知らない単語を口にしたり、聴き取って意味を理解することなんて出来ません。だから、皆さん苦労して単語を暗記するわけですね。たいていは書店で売っている単語集(ナントカ単とか○UOとか)を買ってきて、それをブツブツ言いながら暗記しますよね。中には昔ながらの単語カード(単語帳)を使う人もいるでしょう。確かにカードに書いた方が記憶に残りやすいものです。

しかし、このようにして覚えた単語というのはどういうわけか、最初の数日は覚えているけれども、1週間1ヶ月と経つうちに、ほとんどの場合キレイさっぱり頭の中から消え去ってしまうものです。あんなに苦労して覚えたのに、忘れる時は本当に早いものなんです^^ 実は、これには人間の記憶のメカニズムが大きく関わっていまして、要するに自分に必要でないものというのは頭の中からどんどん忘れ去られていくように出来ているんです。だから、これは単語を覚えるという能力が欠けていたり、足りなかったりするものではなく、忘れる方が正常な脳というわけです^^ 少し安心しましたか?

特に、意味も無い単語の羅列を単に「機械的に」暗記するというのは一番難しい、辛い作業ですし、それでいてすぐに忘れたりと、効果も薄いので、まさに「骨折り損のクタビレもうけ」というやつなのです。では、結局どのような「覚え方」がボキャブラリーの構築に最適なのでしょうか。実は、最高のボキャブラリー構築法については英語英会話マニュアル教本の第③「リーディング編」で詳しくお伝えしていますので、ここではもっと簡単な、日常生活の一部として出来る構築法をご紹介します。

用意するものは単語を書き込めるカード。大きさは適当なもので構いません。それとセロハンテープですね。まず、家の中を見回して下さい。そして目に入るものを片っ端から英語で言ってみましょう。電気スタンドは?額縁は?カーテンは?扇風機は?携帯電話は?段ボール箱は?知っているものは無視して構いませんので、知らない単語について辞書で調べてカードに書き込みます。そして英字を裏にしてそれぞれの対象物にセロテープで貼って下さい。このとき、ペラッとめくればスペルがわかるようにして下さいね

こうして家中の物という物に単語カードを貼ってみます。(ちなみに、同居している家族がいれば、先に承諾を取りましょう。何にも言わずに家中に何百枚もカードを貼っていたら、ついに狂ったか!?と思われる可能性があります。コミュニケーションは常に大切です)。で、暇さえあればカードをめくって下さい。こうして1週間も経たずに家中のものをすべて英語で表現できるようになりますから^^ これは特にお子様が英語を勉強されているような場合に特に有効ですから、一緒にやってみると良いでしょう。

それと、家の中の物の名称だけでなく、いわゆる試験対策の単語であっても、壁やドアなど、色々なところに貼っておき、覚えたら剥がして新しいものをつけるという感じでやってみると殊のほか覚えられたりします。その場合は、名詞だけでなく他の単語でもOKですので、色々なところに貼り付けてみて下さい。机に向かって覚えるよりも、体を動かしながら覚えた方が、より強い刺激を脳に与えることが出来ます。このような「刺激」が記憶力を促進させることが科学的にもわかっているんです。ぜひ、バカバカしいと思わず、やってみて下さいね^^

 




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お気に入りの「決め台詞」ありますか?

英語を独学でパーッと身につけてしまった人に「どうやって英語を勉強したんですか?」って聞くと、洋画海外ドラマをレンタルしてきて勉強しました、っていう人がたくさんいます。これ、本当に時代のなせるワザなんですが、今英語の勉強をするなら高い英会話教材なんか買わずに、ツタヤへ行って数百円払って洋画や海外ドラマのDVDをレンタルしてきた方がよっぽどいいです。

結局、昔は「生の」英語音声を手に入れるのが大変だったんですね。英会話教室やスクールに通う以外で英語を独習するとしたら、やはり高い英会話教材を買うしかなかったんです。そして、その教材についているカセットテープやCDなんかを聞くしかなかったわけですね。
まぁ、英語の音声だけで言えば、FEN(AFN)やNHKのラジオ講座なんかはありましたが、FENは地域も限られていましたし、AM放送だったので音質も悪く、またNHKの方も今とは違ってとーっても「お堅い」感じで^^;、決して「楽しく」勉強できるようなものではありませんでした(とは言っても、多くの日本人の「英語の達人」がNHKの英語講座で育ったという事実はありますが)。

で、ちょっと話がずれてしまったのですが、この「洋画」や「海外ドラマ」というものを普段の英語の学習に積極的に取り入れてみて欲しいのです。まず「安い」ですし、「楽しく」勉強を進められます。今なら様々なジャンルが日本でも「簡単に」手に入れられますし、何といってもこれほど「生の」ネイティブ音声を手軽に耳に出来る手段は他にはないのではないでしょうか。

そんな私が推奨する「洋画・海外ドラマ」を用いた勉強法は色々とあるのですが、今日ご紹介するものは本当に「映画鑑賞」という趣味の延長線上でやってもらえる気軽な活用法です。それは…洋画や海外ドラマの英語を意識しながら聴き、その中で「これは!」と思ったカッコイイ英語の表現やフレーズをノートにそのまま書き写し、覚えてしまうことです。要するに「お気に入りの台詞」を見つけて、自分のモノにしてしまうということ^^

例えば有名どころで言えば「Make my day!」とか「I’ll be back.」とかね。まぁ、あまり有名なのを真似てもつまらないので、これは自分がグッと感じたものをチョイスしてみて下さい^^ 一つの映画だけでなく、色々な映画やドラマの中から「これは」というものを抜き出すと良いです。

こんな簡単な作業でも実際にやってみると、実にさまざまなフレーズを集めることが出来るようになります。そして、お気に入りの映画を観ながら、お気に入りの台詞のシーンを真似て一緒に発音してみましょう。それはもう役者になりきって発音してみると良いです。こんな感じの「勉強」っぽくない勉強が、実は一番効果的なんです。ムシムシとした梅雨の夜は、お気に入りの洋画を一本レンタルしてきて、エアコンの効いた涼しい部屋でゆっくり鑑賞してみて下さい(あ、でも今晩は映画どころじゃありませんね、皆さん^^)。

 




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強烈な効果!10分間英語エッセイのすすめ

いつも私は「毎日ちょっとずつ」というコツコツ型の几帳面勉強スタイルをバカにしているわけですが、今日はまったく違う切り口のお話です。結局、英会話での自己表現や、英語の試験でのエッセイ・ライティングなどにおいて最も重要なのは普段からの「自己主張」があるか、ないかという点に集約されます。よく、英語で言いたいことをなかなか上手く話せないとか、書けないとか、すごく悩んでいる人がいるのですが、では日本語で同じことを「言ったり」「書いたり」出来るのか?というと、ほとんどの場合は日本語でも出来ないんです。

だから、これはいつも言っていることですが、普段から自分の言いたいことや主張したいこと、表現したいこと、相手に伝えたいことというのを、しっかりと自覚していないと、日本語であっても英語であってもすぐにアウトプットすることは出来ないんですね。ここ、とっても大事なことなんで、絶対に忘れないで下さい。逆に言うと、英文法の知識もそれほどなく、ボキャブラリーもあまり知らない人であっても、常日頃から自分の意見を持っていて、人に伝えたいこと、表現したいことにキチンとした筋が通っている人というのは、メチャクチャな英語であっても堂々と主張し、相手に通じさせることが出来るんです。

で、今日のおススメが…
10分間英語エッセイ」トレーニングです^^
これ、毎日行ってみて下さい。英語エッセイなんて聞くと、「難しそう…」なんて思われる方がいらっしゃるかも知れませんが、何のことはない、ただのメモ書きのようなレベルでいいんです。ただし、以下の点だけに気をつけて行ってみて下さい:

  1. その日に思いついたこと、気付いたこと、感じたこと、人に伝えたいこと、表現したい ことなど、何でも良いので1つだけテーマに選びます(出来るだけシンプルな方が良いです)。
  2. 難しい単語は極力使わず、簡単・シンプルに「10分間」程度で書き終えるようにします。
  3. エッセイの構成としては、大原則として「主張したいテーマ(一つ)」→「その客観的な理由をいくつか」→「帰結(コンクルージョンといって、最初に主張したことをもう一度強調して書く)」の順に、論理的に書くようにします。

何と言っても、このトレーニングのミソは「10分間」という限られた時間内に書くことで、結果的に難しいことであってもシンプルにまとめ、また英語の大原則と言える「論理的表現」の力が養えることです。しかも10分間なら、それほど負担になりませんから、どんなに忙しい人でも実践できます。

また、このように「自分の主張したいこと」を実際に紙に書くことで(パソコンでもいいですが)、その「主張したいこと」や「表現したいこと」というのを客観的に自覚することが出来るようになります。さらに言えば、ここで書いたエッセイを丸ごと覚えておくことで、実際の英会話や英語の試験(エッセイ等)などにおいて、咄嗟にアウトプットできるようになりますから、一石二鳥どころか一石百鳥くらいの効果があるわけです。

さ、それでは早速今日から実践してみてくださいね!(…とは言っても、みんなやらないんだろうなぁ^^;) いつでも、結果を出す人は、アレコレ考える前に一歩を出す「行動派」であるという事実があります。これ、ホントに重要な事実なんですから

 




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2010年6月28日 | コメント/トラックバック(0)|

カテゴリー:ライティング

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