勢いに任せてみよう!英会話上達のコツ【その1】

英会話って本当に不思議なもので、知っているボキャブラリーの数とか、文法の知識とか、慣れの度合いとか、そういう要因以外に実際の会話がスムーズにいったり、または逆にまったくギコチナイものになってしまったり、ということが往々にしてあるものです。これは初心者は勿論のこと、私たち通訳者といった英語のプロフェッショナルでもよくあることなんですよ。

で、その要因というのは例えば「体調」であったり「気分」であったりするわけですが。
よくアルコールが入ると途端に饒舌になってしまい、英会話でも普段からは考えられないような絶妙なフレーズが出てきたり、ポンポンと会話が「弾むように」進んだりする人がいますよね(実は私もそうでした^^)。これはつまり、英語を話すためには「知識」も大切ですが、それ以上に自分の気分を「その気」にさせることが如何に重要であるかということを示すものです。

風水なんかでよく使われる「気」という言葉ですが、私はそういうものに何か力というかパワーがあるんじゃないかと思うんですよね。それは文法知識とか、ボキャブラリーとか、そういう物理的(?)な英語力ではない、もっとメンタルな意味での「力」です。ここで冒頭の「勢い」というのが出てくるわけですが、英語を話す時、すなわち英会話において、「よーし話すぞ!」という気持ちになっていると、やはり会話にもそれが顕著に表れるものなんですね。

普段から「英語が苦手だ」「私には出来ない」「どうせ聞き取れないに決まっている」と思い込んでいる人は絶対に英会話でも上手くいかないんです。それは自分自身で「勢い」を失っているから、です。私からすれば、なぜ自らワザワザ勢いを失うのか?という感じなのですが^^;、その気持ちが分からないわけでもありません。結局、今英語を話せない人というのは外国人の前で「恥をかきたくない」という気持ちがとても強いんですね。

「間違って笑われたらどうしよう」「恥ずかしいことを言ってしまったらどうしよう」…と恐れているわけです。その結果、「私には無理だ」「やめておこう」「話せるわけがない」と自分に言い聞かせてブレーキをかけてしまうんです。その方がラクだからです。傷つきたくないんです。で、結局「勢い」がなくなり、失速してしまうんですね。非常にもったいないです。

多くの日本人が「英語を話せるようになるぞ!」と右足でアクセルを踏みつつも、同時に「でも恥をかきたくない!」と左足でブレーキをかけてしまうのです。これでは進むクルマも進むわけがありません^^; 季節は「春本番」…^^ あなたの英会話に「勢い」が足りないと感じるのであれば、無意識にかけている心のブレーキをはずしてみて下さい。それだけでパーッと表現が変わります。世界が変わります。思い切って「勢い」つけていきましょう!

 




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こんな発想の転換がとっても重要なんです

先日、友人と一緒にアメリカ人のお宅へお邪魔することになったんです。その友人は「少しだけ」英語を話せる程度ということで、全面的に私に会話を任せる予定だったようなのですが、当然意地悪な私は「お金」をもらわないと通訳はしないことにしていますので^^、極力友人に英語を話してもらうことにしたのです。

最初は戸惑う友人も、そのうち会話に慣れてきて少しずつ色々なことを英語で話しかけるようになりました。「うんうん、なかなか度胸のある奴だ!」と感心していたのですが、やはりたまに言葉に詰まる様子。その度に「ねえ、『早退』って英語で何ていうの?」「『散歩』って英語で何ていうの?」なんて聞いてくるんです。

で、彼としては例えば『早退』という日本語にピッタリと対応した英単語があると思っているわけですね。『散歩』についてもそうです。日本語と同じ、ドンピシャの英単語があると思っているわけです。で、実はここがとても重要な点で、多くの日本人が同じような誤解をされているんです。日本語で何か言いたいことを思いついて、それを英語に訳そうとしたとき、日本語とピッタリ対応した英語がわからないと、そこでもう止まってしまうんですね。固まってしまうんです。

だから、英会話がストップしてしまうんですけれど、実は非常にもったいない。そういう時、私は「発想の転換」がとても重要だと言っています。つまり、日本語の『早退』とか『散歩』という単語の字面だけを追うのではなく、その裏に隠されている「意味」の方が重要ということです。で、お金をもらわないと通訳をしない「意地悪」な私ですが、それでもサービス精神は旺盛なので、その友人にヒントを与えてあげたんです。

私: 「じゃあさ、『早退』って、日本語ではどういう意味だと思う?」
友人: 「え、早く帰ることじゃないの?」

私: 「そうだよね。じゃ、それを英語で言うと?」
友人: 「go home…えーと、early?」
私: 「そうだよ、当たり^^」
友人: 「え、そんな簡単でいいの?」
私: 「いいの^^」

こんな感じで自分が知らないボキャブラリーに直面したら、それを別の日本語で、より簡単に表せないか考えてみるんです。ここで『早退』という語を英語で表そうとして、『早退』というそのままズバリの英単語があるものだと思い込むから、そこで会話が止まってしまうんですね。

そうではなく、自分のボキャブラリーの中にある範囲でより簡単な単語で表現してみると良いわけです。例えば、『散歩』という専門の単語があるのではないか?と難しい方に考えるのではなく、日本語で『散歩』の意味を簡単に考えてみます。散歩・・・「歩きに行くこと」かな? じゃ、「go walk」かな?とか、そんな感じで簡単に捉えてみることがとても大切なんです。

もちろん、最初のうちは文法の間違いもあると思います。より自然な英語では「散歩に行く」は「go for a walk」なんていう言い方が出来るわけですが、それでも「散歩」という単語が分からないからといって無言でいるよりは、思い切ってgo walkと言った方が相手には通じるわけですね。このような発想の転換はとっても大事ですので、ぜひあなたの英会話にお役立て下さい^^




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リスニングとリーディングの上達に共通のコツ教えます

リスニングやリーディングといった「インプット」系のスキルというのは、スピーキングやライティングといった「アウトプット」系のスキルよりも上達に時間がかかるものです。これはいつも言っている通り、「話し」や「書き」といったアウトプット系スキルは、ある意味「自分主体」であり、コントロールがしやすい本質があるためです。一方、「聴き」や「読み」といったスキルはどちらかと言えば「相手主体」であるため、守備範囲が広くないといけないんですね。

そういう点からも、インプット系スキルの習得には時間と労力がかかるわけです。しかし、例えば試験とかで今すぐにインプット系スキルも身につけなくてはいけない!と「切羽詰っている」人も多いことかと思いますので、今日はこれらのスキル上達に共通のコツを教えますね。インプット系のスキルを効率的にアップさせるには、まず「すべて」を聴いたり、読んだりしようとしないで下さい

「え~!?」
びっくりしました?^^;

そうなんです。実はリスニングでもリーディングでも、一番手っ取り早いコツというのは、「すべて」を捉えようとしないこと、なんですね。はっきり言って、「すべて」を捉えようとするから途中で力尽きてしまうんです。例えば、リーディングで「精読」なんていう読み方がありますよね。全文をきっちりと訳して、辞書で単語の意味を調べて、文法も正確に把握して…という読み方。確かにそれはそれで良い勉強にはなるのですが、もしあなたが今すぐにリーディング力をつけなければならない!と切羽詰っているのであれば、そのような読み方はしないでOKです。

これはリスニングにも言えますね。ディクテーションというトレーニングがあります。英語の音声をじっくり聴いて、一字一句聞き逃さずにすべてを書き取るトレーニングです。これはこれでとても負荷が高いトレーニングですので、英語力をつけるのには最高なのですが、もし今すぐにでもリスニング力を身につける必要があるのなら、すべてを聴き取るような聞き方はしない方が良いです。では、これらのインプット系スキルを効率的に伸ばす上達のコツとは一体どんなものなのでしょうか?

はい、それは「キーワード」を見つけることです。
いいですか、短期間で効率的にこれらのスキルを身につけたいのであれば、精読や精聴といったアプローチではなく(それはそれで大事なトレーニングですが)、英語の音声や文章の中から重要な「キーワード」だけを抽出するようにします。キーワードを見つけるには、要約(サマリー)を書くトレーニングをすると良いです。

例えば、2~3分の英語音声を聴いたり、英字新聞の1記事を読んでみたりして、その内容を英語で短くまとめてみます。これは本当に簡単な文で構いませんし、文に出来ないのであれば箇条書きでも構いません。要約を書くことで、必然的にその英語の音声や文章の中の重要なキーワードを拾うことが出来るようになります。この要約トレーニングを続けると、そのうち英語をパッと読んだだけで(または聴いただけで)、何が要点(キーワード)なのか、感覚的にわかるようになります。

こうして、内容のキーワードだけを抽出できるようになると、例えば英語の試験などではかなりの威力を発揮できるようになります。なんといっても、他の日本人が時間をかけて丁寧に最初から最後まで文章を読んだり、音声を聴いたりしている間に、あなたはパッパッと解答することが出来るからです。ここからも「効率化」というのがいかに大切かが分かりますね^^ ぜひ試してみて下さい。

 




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