才能がない方が英語力は伸びるって本当?

世の中には色々な天才がいます。語学の天才、数学の天才、科学の天才、音楽の天才等々、天才というのは分野の数だけ存在するわけです。今オリンピックをやっていますが、オリンピック選手は言ってみればそれぞれのスポーツの種目の天才というわけですね。まぁ「天才」でも「才能のある人」でも、呼び方は何でもいいのですが。

これらの「天才」とか「才能のある人」たちというのは、多くの場合自分の中に何か大きな「欠如」を持っています。「欠如」というのは、「欠けていること」「足りないこと」です。天才と呼ばれているのに「足りない」とか「欠けている」というのはおかしいと感じる人も多いことかと思いますが、実は「天才」とか「才能のある人」と呼ばれている多くの人が、実は自分の中で直面している(自覚している)大きな欠如を補おうとした結果、その道の「天才」となったというケースがとても多いのです。

この欠如には色々なケースがあります。それは他者に対する劣等感であったり、満ち足りない感情であったり、または身体的な障害であったり、人に言えない過去であったりするわけですが、いずれの場合でもこれらを埋めようとする時に人間は恐ろしいほどのパワーを発揮します。

実を言うと、この欠如というのは本来、誰にでもあるものですが、多くの場合、人はそれを直視しようとは思いません。出来るなら忘れていたい、触れられたくない部分なのです。従って、自分では気づいていても、自分の中の「欠如」と積極的に向き合える人というのはあまりいません。

しかし多くの天才は、それに気づいていても、いなくても、自分の中の欠如を何とか埋めようとします。中には本能的にそうする人もいます。それは、その欠如を直接埋め合わせるのではなく、別の部分を伸ばすことで欠如の部分とのバランスを取ろうとするわけです。その結果、別の部分で恐ろしいほどの潜在能力を開花させることが出来ます。

そこでいつも言っているモチベーションの話が出てきます。私が推奨している「モチベーションの明確化」というのは、つまりこの「欠如」を知ろうということなんですね。誰でも自分の中で持っている「欠如」「満ち足りないもの」「不足感」などを、その根底から向き合って、見つめなおしてみるわけです。

すると、そこからとてつもない潜在的な力が沸き起こってくるのを感じることが出来るでしょう。それは本当の意味でのモチベーションになります。凡人であっても、天才並みの力を発揮できるようになるには、日々の努力以上に、一番根底の部分での「欠如」を再確認し、それを直視し、バランスを取ろうとすることが重要なのです。そして、それさえ出来れば英語だけに限らず、ありとあらゆる分野であなたは驚異的な力を発揮することでしょう^^

 




矢印


矢印


矢印

音楽と英語の密接な関係とは

よく英語の発音とかアクセントの本なんかを読むと、「リズム」とか「イントネーション」とか、どちらかというと音楽関係の用語が多く使われていることに気づくと思います。
実際、英語は音楽と似ているところが多いですね。いつも言っていることですが、日本語というのはどちらかと言えば、音的には均一で、同じボリューム(音量)、音程で「ダダダダダダダダダダダ」と機関銃のような音に聞こえる言葉なんです。一つ一つの言葉にそれほどの強弱の変化がないんですね。音量的にも音程的にも変化が少ないわけです。

一方、英語の音というのは音的には非常に変化に富んでいて、「ダーダッタダーダッタダラダッター」という感じに特有のアクセント、音程や音量の高低がはっきりしています。言ってみればジャズのスイングのような感じでしょうか。もちろん、これはそれぞれの言語の音声的な特徴を言っているだけで、どちらが良いとか、悪いとか、そういう話ではありません。そうではなく、この「音声的な違い」というのをうまく捉えると、英語の習得、特に発音とかスピーキングをかなり上達させることが出来るようになるということが言いたいのです。

以前、何かの英語教材で、ビートルズの曲を使って英語を習得するといったものがありましたが、英語の音声的な側面を身につける上では、洋楽を聴いて勉強するのはとても有効です。まず、英語特有のリズムを身につけることが出来ます。この「英語特有のリズム」というのは日本で英語の教科書だけを読んでいても絶対に身につけることは出来ないもので、英語という言葉を話す上では非常に大切なものです。

英語が大好きという人は多いですが、そういう人は英文法の参考書とか発音教本の記号の読み方とか、そういう「教科書的知識」についてはメチャクチャ詳しく知っていたりするわけですが、実際に英語を話すとお世辞にも上手とは言えない人がいます。これはつまり、英語というのは教科書的な知識だけでは身につけることは出来ず、もっと体験的に身につけなくてはならない「センス(感覚)」のようなものが存在するということなのです。
その最たるものが英語の音声的な側面でしょう。

英語らしい発音とか、アクセントとか、イントネーションというものは、教科書を読んで知識を詰め込めば真似できるようなものではありません。どちらかと言えば、実際に英語の音を聴きとって、それを自分なりに捉えて「真似」」ようとしてはじめて身につけられるものなのです。特に音楽が好きな人は英語の上達が早いと言います。そういう人は耳が良いということもありますが、英語を「言語」としてではなく、どちらかと言えば一つの音楽のように捉えているのです。

そして、例えば歌を聴いたらその歌を真似て歌うように英語を話してみます。出来るだけ、歌手の歌い方を真似て、それに近づくように真似るのです。その結果、日本人であっても周囲が驚くようなネイティブ発音で英語を話せるようになります。こういうのは教科書をいくら読んでも真似できるものではありません。発音の教本を何十回、何百回読んでも真似は出来ないのです。「知識」では到底太刀打ちできない側面が英語にはあるんです。

もしあなたが英語の話し方や発音がどうしても上達しないと嘆いているのであれば、一度英語を一つの音楽として捉えてみて下さい。そして、その「音楽」を、聞こえるままに真似してみましょう。そこに教科書的知識は一つも必要ありません。ただ、単に聞こえるままに、新曲をカラオケで歌うように、自然に、聞こえるままに、真似するだけでいいんです。きっと自分の発音に驚くことでしょう。そうそう、洋楽を使う英語勉強法で一つだけ注意を要するものがあります。それは「洋楽の歌詞」

英語の勉強になると思って歌詞を丸覚えしたり、そのフレーズをスピーキングに使おうとする人がいますが、実は歌詞というのはとても芸術的(詩的)表現が多く、実際の会話で用いられない(用いると恥ずかしい!)ものが多々あるので注意が必要なのです。実際、私の知り合いで有名なロックバンドの歌詞を得意気に口にしていて、裏でネイティブたちに笑われていたという衝撃の事実があります(^^;

それは日本語でも同じですよね。日本のヒット曲でも演歌でも何でもいいですが、歌詞というのは実際の会話には使われないような比喩的な表現とか、少し変わった詩的な表現が多いわけです。それを実際の会話に使うと、かなり「変」でしょう?従って、洋楽を英語の勉強に役立てるのであれば、ただ単に「英語の音」を学ぶことだけに集中した方が良いです。歌詞の内容を覚えても、実際の会話で役立てられることは稀ですので。その点のみ注意して下さい^^




矢印


矢印


矢印

やっぱり紙にエンピツで書くと良いよ!

英語の勉強を進めるにあたって、切っても切り離せないのが「暗記」というタイクツな作業。これは英語だけではないですね。世の中のありとあらゆる「勉強」という行為では覚えること、すなわち「暗記」という作業が必ずつきまといます。で、最近ではパソコンソフトやiPhoneアプリなんかでも、単語や英文の暗記をアシストしてくれる教材が増えています。任天堂のDSもそうですが、たいていのソフトはゲーム感覚で英単語や熟語、英文を楽しみながら覚えることが出来るので、私も決して嫌いではないです^^

ただ、もしあなたが英単語や熟語、英文などをより「強固」に「確実」に「しっかり」と、しかもなるべく早く身につけたいのであれば…。迷わず「紙とエンピツ」を用意して下さい(エンピツの代わりにペンでもOKです)。そして、英単語であればそれを自分の手で紙に何十回も書いてみましょう。熟語であっても同じこと。出来れば、単語も熟語も、自分で考えた英語の例文(非常に短いもので構いません)で、やはり何十回も書いてみると良いです。

こんなのを読むと、若い読者は「え~、面倒くさ。ワードかエクセルじゃダメなんすかぁ?」なんて言われるかも知れませんね^^; いえ、もちろんワードやエクセルがダメと言っているわけではないんです。それでも覚えられるなら良いんですよ。パソコンを使った方がきれいに、しかも効率的にまとめられますからね。でもね、本当に不思議な話なんですが、人間は手を使ってモノを書いた方が、やはり脳に「より強固」に記憶として定着するものなんです。手を使うことによって、より多くの刺激を脳に与えることが出来るわけですね。

小学校の頃、漢字を覚えるのに何度も何度もノートに書かされたのを覚えていませんか?結局あれと同じことなんです。手を使って実際にものを書くと、脳の中の特定の部分が刺激され、その分強固に記憶に定着させることが出来るわけです。これは単語や熟語の暗記だけに限りません。例えば本を読む時なんかも、単にペラペラ~っとページをめくってボーっと読み進めるのではなく、ページごとに大事な部分を自分なりの言葉で短くまとめ、メモを取りながら読むと、内容の理解度が何百倍も増します。それだけ手を使うと脳に刺激を与えることが出来るんですね。

私の英語英会話マニュアルは全4巻、合計520ページもありますから、読者の方には必ず「メモを取りながら」読み進めて下さいと促しています。自分の言葉でメモを取っていくことで、理解をより深め、また同時に自分の中で新しい発見や閃(ひらめ)きがあったりするものです。こういう発見や閃きが、実はとても重要だったりするわけですね。

そういえば、私も仕事で必要なことをマインドマップという特殊な方法で仕分け、整理しているのですが、以前はパソコンの専用ソフトを使っていたんです。それはそれで便利だったのですが、ある時たまたまパソコンが使えず、そこにあった紙とボールペンで代用したのですが、実際に手を使ってマインドマップを描いてみた方が頭の回転が違うというか、より斬新なアイデアが次々と浮かんだのでとても驚きました。

今はiPhoneでもマインドマップを描くアプリがありますが、私はわざわざ「手書き」でやっています^^。それくらい、手でものを書くという行為は頭に刺激を与え、暗記であればより強固に、発想であればより斬新なアイデアが浮かぶようになるんですね。デジタル機器が溢れるこんな時代こそ、昭和枯れススキ風のアナログな英語勉強法をお勧めします^^
ぜひお試し下さい。

 




矢印


矢印


矢印

このページの先頭へ