リスニング集中トレーニング講座6

さて、シリーズでお届けしております「リスニング・トレーニング講座」

前回は第3段階のお話をしました。

「個々の単語・熟語ではなく、【意味のまとまり】で聴き取れる」段階
というのが第3段階で、要するに中級以降のリスニングレベルです。
意味のまとまりで、英語の音声を聴き取る癖をつけると、一つ一つの
単語や熟語のことなんかどうでも良くなります。
それよりは、まとまったフレーズやパターンを丸ごと聴き取ることで、
英語を英語のまま、イメージとして理解できるようになるわけですね。
ただし、この段階でも実はまだ十分ではないのです。
多分、この段階に達している人であっても、字幕なしで映画を見ても
完全に理解することはなかなか出来ないはずです。
なぜか?
実は、リスニングの第4段階では英語の「構文」に意識することが重要に
なってきます。
第1段階~第3段階までは、英語の音声の中で「聴き取れた」部分だけを
まるでジグソーパズルのようにつなげて、半ば「当てずっぽう」で内容を
「推測」するリスニングの仕方なわけです。
しかし、より高度な理解力を求められた場合は、そのような「推測」だけ
では歯が立たなくなります。
もちろん、英語を母国語としない私たち日本人が英語の音声を聴き取ろう
とするとき、「推測」する力はとても重要です。
常に、推理をしながら、「ああ、こういうことを言っているんだな」と
理解していく姿勢は本当に大切です。

ただし、リスニングも上級レベル、すなわち第4段階にもなると、より
正確な内容の把握・理解が必須となります。
その時必要となるのが英語の「構文」を理解する力なんですね。

「構文」というのは、簡単に言えば英語の「構造」のことです。
例えば、英語では何かを先に言って、その後に説明を続けるような構文が
(構造)がよくあります。
他にも、英語特有の「構造」というのがあるわけですが、このような構文
(構造)を常に意識して英語を聴くようにすると、より正確に内容を
把握することが出来るようになります。
また、構文(構造)が分かっていれば、英語の音声を流れるままに理解する
ことが出来るようになります。
構文(構造)がよく分かっていない人は、どうしても個々の単語や熟語のみ
を拾い集め、そこから推測することだけに固執してしまいます。

聴き取れたいくつかのキーワードだけ、何回も反芻し、時間だけが過ぎて
いくのです。
しかし、構文(構造)が分かれば、流れる英語の音声を、途中で戻って訳す
ことなく、自然に順番通りに理解することが出来るようになります。

これが、上級のリスニングレベルというわけですね。
少し長くなってしまいましたが、以上がリスニングの第1段階~第4段階の
簡単な説明となります。
 
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リスニング集中トレーニング講座5

今日も前回からの続きです。

英語音声の「意味」を聴き取るトレーニングにおいて、いくつかの段階が
あることをお伝えしてきました。
特に、推測や当てずっぽうでなく「正確」に意味を取るには、個々の単語や
熟語といった「小さい単位」ではなく、より大きな「意味のまとまり」を
捉えるトレーニングが不可欠です。
個々の単語や熟語の意味だけを知っていて、それらを組み合わせて頭の中で
「英文」として再構築し、まるで英文を「読む」ように理解しようとしても、
いつまでたっても本当のリスニング力を鍛えることは出来ないのです。

では、どうすれば良いのか?

ここ、本当に大切ですのでもう一度言いますね:
「大切なのは、個々の単語や熟語を組み合わせて「文章化」することではなく
個々の単語や熟語が合わさって出来た【意味のまとまり】を「文章でなく」
頭の中の「イメージ」で理解することです」

実は、この「イメージで理解」というのが、よく言われる「英語を英語のまま
理解する」ということなんですね。

例えば、あなたが既に知っている英語のフレーズであれば、いちいち頭の
中で文章化して理解しようとしませんよね。
簡単な例を挙げれば、I don’t know.とか、How are you?とか、そんな簡単な
フレーズ。
早い話が、それらのフレーズをあなたがいちいち頭の中で文章化せずに
そのまま個々の「意味のまとまり」としてイメージ的に頭の中で理解している
状態が、「英語を英語のまま理解している」ということなんです。
そして、前回途中で終わってしまいましたが、初心者や初級の段階に続く、
第三の段階…

「個々の単語・熟語ではなく、【意味のまとまり】で聴き取れる」段階

というのが、実はこの段階なわけですね。

いちいち、一つ一つの単語や熟語を文章化して理解するのではなく、
それぞれのフレーズやパターンといったより大きい「意味のまとまり」を
イメージ的に理解していく、というのが中級以降のリスニングの仕方です。
しかし、こんなことを書くと必ず言われるのが…
「そんなこと言っても、英語のフレーズやパターンは無限にあるじゃないか。
それを全部覚えるのは不可能だ!」
はいはい。そこが、実は大きな落とし穴なのです(^^)
今、英語という敵を相手に四苦八苦している人というのは、たいてい相手
(英語・英会話という敵)の本質を理解していません。
本当は、英語(だけでなく日本語でも、他のどんな言語でも)は、定番の
お決まりパターン・フレーズを押さえるだけで、あとはそれの組み合わせや
バリエーションでほとんど事足りるものなのです。
これ、本当に重要ですよ。
ですから、単語や熟語といった「小さい」単位で英語を理解しようとしては
いけません。

より大きな単位、すなわちパターンやフレーズといった「意味のまとまり」
で、英語の音声を理解していくようにします。

この段階が第三段階で、これが出来るようになれば中級レベルといって良い
でしょう。
このあたりの話、興味がある方やもっと詳しく知りたい方は、英会話
マニュアル教本を読んでみて下さい。

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リスニング集中トレーニング講座4

さて、というわけでシリーズ「リスニング・トレーニング」講座もいよいよ
佳境に入ります。
これまで英語音声の「音」だけをそのまま聴き取るトレーニングについて
説明してきました。

「音」だけを「音楽」のように聴き取り、この時点ではまだ「意味」を理解
しません。

これで、英語特有のリズム、抑揚、「音単位のまとまり」を聞き分ける力を
身につけます。

そして今回は、いよいよ「英語の意味」を理解するトレーニングです。
詳しい説明に入る前に、リスニングにおいて「英語の意味」を理解すること
について少しお話しますね。
英語の音声を聴いて、その意味を聴き取ろうとするのですが、これにもやはり
「段階」というものがあります:

1.「いくつかの知っている単語を聴き取れる(意味がわかる)」段階

この段階は、いわゆる初心者の段階です。多分、ほとんどの日本人が最初に
英語を「聴こう」と意識してリスニング・トレーニングに臨んだときの段階
ですね。

長い音声の中で、いくつかの単語が頭の中に残ります。少し上達している人だと
いくつかの文の意味が理解できるようになります。

ただし、断片的な理解(というより推測)でしかないため、少し複雑な英語
になるともうサッパリわかりません。

2.「聴き取れる単語の数が多くなり、英語の大意がつかめる」段階

この段階は初級に相当します。1.の段階に毛が生えた程度のレベルですが、
聴き取れる単語や熟語の数が増えるうちに、「何となく」であれば英語の大意
が理解できます。

よくジグソーパズルなんかに例えられるのですが、一つ一つの「わかっている」
単語(パーツ)を増やすことで、全体像を形作る「足場」を組み立てることが
出来ます。

しかし、ここが重要な点なのですが、これには限界があり、いくら個々の単語
や熟語の意味だけを理解しても中級~上級へレベルアップすることは出来ない
のです。

それはなぜか?

3.「個々の単語・熟語ではなく、【意味のまとまり】で聴き取れる」段階
ここからが正念場(^^;です。

いくらボキャブラリーを増やしても英語を聴き取ることが出来ない!という人は
実はこの段階に入っていないのです。
実は、この段階に入るというのは、一つの「気付き」が必要なんですね。

例えば、多くの日本人が英語の音声を聴くとき、頭の中で「文章化」して、
それをまるでReading(読み)のように理解しようとするのです。
それが、実は根本的な間違い。

よく考えてみて下さい。あなたが日本語を聴き取っているとき、頭の中で
文章化して理解していますか?
していませんよね(^^)

大切なのは、個々の単語や熟語を組み合わせて「文章化」することではなく、
個々の単語や熟語が合わさって出来た【意味のまとまり】を「文章でなく」
頭の中の「イメージ」で理解することです。
*通訳者の場合は、理解したことを更に日本語という言語に変換する能力が
必要ですが、一般の英語学習者であれば、その能力は必要ありません。

さて、またまた長くなってしまいました。

この続きは次回は更に詳しく、深遠な説明をさせて頂きたいと思います。
特に次号は核心に触れる内容となりますのでお見逃しなく(^^)

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