記憶力が衰えていたって関係ないです

読者からの質問です:

「70の手習いで英語を学び直しはじめた者です。毎日メールをいただいてやる気になっているもの、昨日調べた単語の意味を今日忘れている。文法の意味も読んだ直後から忘れている。ホトホト自身の記憶力の無さに呆れています。こんな調子で英語がみにつくかと思いますが....」

回答:

まず「70の手習い」というところが素晴らしいですね^^ 最近は70であっても80であっても、年齢に関係なく英語習得に挑戦される方が本当に多くいらっしゃいます。そして、そんな「やる気」に満ち溢れた方々からの決意のメールをよく頂くのですが、私のような怠け者からすると逆に大きなパワーを頂く感じで、頭が下がります^^;

さて、記憶力の話については、これまでも結構触れてきました。結論から言えば、英語の習得において「記憶力」というのはあまり関係ないです

確かに英単語を覚えられないとか、覚えてもすぐに忘れるとか、英文法を勉強しても次の日にはきれいサッパリわからなくなっているとか、そういうことはあります。しかし、そんなことは誰にでもあることで、取り立てて英語の習得の障害になると考えない方がいいです。

確かに人間の脳細胞というのは加齢によって数が減ったり、反応が鈍くなったりというのはありますが、それが原因で英語が習得できないとか、英会話が出来ないとか、そういうことは有り得ません。

その証拠に、実際に高齢の方でも海外旅行で果敢に英会話に挑戦されている方も多いですし、英会話サークルなどでも指導者的立場にある方もたくさんいらっしゃいます。皆さん本当にエネルギッシュで、やる気に満ち溢れていますね。

で、そんな高齢で英語が得意な方というのは、記憶力がないから無理…とか、老化しているからダメ…とか、そういう考え方をしません。記憶力がなくて英単語が覚えられなければ、小さな電子辞書を片手に英語を話せばいいじゃないか、という発想の転換で英語の習得を決して諦めないのです。

確かに昔であれば、重い辞書を持って歩かなければなりませんでしたし、瞬時に英単語の意味を調べるということも難しかったかも知れません。しかし、今の時代は超小型の電子辞書があります。必要であればiPadだってあります。文法がわからなければ、ネットにつないでその場ですぐに調べることだって出来るのです。

つまり、今の時代は無理に英単語や英文法の知識を頭に詰め込まなければいけない時代ではないということです。わからなければ電子辞書やパソコン、iPadなんかを駆使すれば良いだけ。それで、実際に英会話は問題なく出来ますし、より楽しみながら英語に触れることが出来るようになります。

なぜ、便利な電子辞書やiPad、パソコンがあるというのに、わざわざ辛い思いをして全ての英単語や英文法知識を頭に詰め込まなければならないのでしょうか?

もちろん、TOEICや英検などの試験を目指しているのであれば、ある程度の暗記・記憶は必要ですが、海外旅行で英会話を楽しんだり、日常英会話が話せるようになりたいというのであれば、苦労してすべての単語を覚える必要はまったくないのです。

世の中はどんどん便利になっています。使えるものはどんどん使って、賢く英語を話せるようになりましょう^^

元々の目標は「楽しく英語を身につけること」だったはず。それがいつの間にか眉間にしわを寄せて机に向かう「苦行」と化しているのであれば、今すぐに発想の転換をしてみて下さい。「記憶力」なんかまったく関係ないんだと気づくことが出来るはずです。


【編集後記】

夜中に住宅街で花火をバカスカ打ち上げているアホな若者たちがいたので、頭に来て警察に通報。しかし、待てど暮らせどお巡りさんはやって来ません。結局、若者たちは盛大な花火大会を満喫して家路に…。しばらく経ってパトカー登場!…って、遅過ぎるんですよ–;

単語がどうしても覚えられない!一体どうしたら…

今日は読者からの質問にお答え致します:

「単語がどうしても覚えられないのですが、一体どうしたら良いでしょうか」

この「覚えられない」系の質問というか、訴えといいますか^^;、悲痛な叫びはよく頂きますね。「どうしても覚えられないんです」「覚えてもすぐに忘れてしまうんです!」等々。まぁ、確かに皆さん悩まれているわけですが。

「覚えられない!」と悩まれているのは、単語を「覚えなければいけない」と思われているからですよね。しかし、別に単語なんて覚える必要はないんですよ^^

確かに、学校の試験だとかTOEICとか英検とか、そういう受験対策のためであれば、単語を覚えることは致し方ないかも知れませんが、そうではなく本当の意味での英語力・英会話力を身につけることを目的にされているのであれば、英単語を暗記する必要はまったくないです。

その一つの理由が「電子辞書」の普及ですね。

昔であれば単語の意味を調べるのに、分厚く重い辞書をひく必要がありました。確かにポケット版などの軽量な辞書もありますが、いずれにしても実践英語の現場でいちいち紙の辞書をひくわけにもいかず…結果的に英単語を丸暗記して、いわば頭のハードディスクに入れておく必要があったわけです^^

しかし、今は本当に小さくて薄い電子辞書があります。なかには発音まで聴けるものも珍しくありません。英単語がわからなければ、そんな電子辞書をヒョイと出して利用すれば良いだけの話です。つまり、覚えられない、覚えられない、、、と悩むような話ではなく、覚えられないなら覚えず、必要な時に電子辞書を調べれば良いだけなんですね。

そして、ここが重要なところですが、実際の英会話とか、実践の場で必要に駆られて調べた単語というのは印象に残りやすいんです。つまり、記憶に残りやすい。家で単語帳かなんかを使ってブツブツ言いながら機械的に暗記した単語などとは違い、その単語を見ただけでその単語を使ったシチュエーションやその時の感覚などをすべて克明に思い出すことが出来るようになるのです。

実は、これが本来の単語の覚え方といえます。というか、それ以外に自然な単語の覚え方というのは存在しません。結局、単語にしても英文法にしても、自分自身が実際の英会話などで使ってみて初めてその「真意」が理解できるのです。

他人が書いた単語集の例文、英文法の例文などは、言ってみれば飾りのようなものです。そうではなく、自分が自分なりに単語や文法の例を実際に使い、体験してみて初めてその「真意」が理解できるようになるわけですね。

そういう意味でも、単語を暗記できないこと自体は大した問題ではなく、覚えられないのであれば無理に覚える必要はないのです。そして、必要な時に電子辞書などを使い、実際の英会話などで使ってみると驚くほど自然に単語を身につけることが出来るようになります。

「覚えなくてはいけない」という強迫観念に縛られず、もっと自由に英語と接してみて下さい^^ 必ず道は開けます。


【編集後記】すてきな国産飛行機

ys11

成田で時間が余った時にあのYS-11(実機)に出会えました。国産初のターボプロップ・エンジンを搭載した唯一の旅客機です。これ、本当にかっこいいと思うんですよ^^ 一度乗ってみたかったなぁ…。エンジン音が独特なの。




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「英語っぽく」発音するコツとは?

「英語っぽく」発音するコツについて。

昨日の「右脳・左脳」の話に通じるものがありますが、英語の発音については、これは「音」ですから、まさに「右脳的」な力がとても重要となります。

昨日のおさらいとして「右脳=音や映像などを認識する脳」「左脳=言葉や論理的なものを認識する脳」という考え方があります。

まさに英語の「音」を捉えることや「音」を再現する力というのは右脳的な力に負うところが多いわけです。

だから、英語の発音を上達させるにはまず英語の「音」そのものを聞こえたままに口にするのが一番なわけですが、どういうわけか、日本人はそういうアプローチを嫌う傾向があります。

例えば単語などを覚える時に一緒に発音記号を覚えたりします。確かに英語の試験などで発音記号を覚えていなければ点を取ることが出来ないから仕方なく…というのもありますが^^;

実際の英会話においてはいちいち英語の発音記号を思い浮かべて発音する人など存在しません。では、英語の発音が上手な人はどのように発音しているのでしょうか?

実は、このヒントは子供が言葉を覚える過程を考えてみると簡単にわかります。子供(幼児)が日本語でも英語でも新しい言葉の「音」を耳にするとそれと同じ「音」を再現しようと「それっぽい音」を真似て発音します。

例えば、KitKatというチョコレートがありますが、日本では「キットカット」と発音しますが本来の発音は「キッカ」なんですね。大人は、KitKatという文字を読むから「キットカット」と発音してしまうのですが、幼児は文字を読むわけでもないのでネイティブが発音する「キッカ」という音だけを頼りに、聞こえたままに「キッカ」と発音するわけです。

で、これが本当の本当に【重要】で英語の発音が上手な人というのは、とにかく幼児のように「聞こえたまま」「それっぽく」発音しようと試みるのです。

それは、モノマネの声帯模写にも通じるところがありますね。出来る限り、音をそのまま再現しようとすることが大切なのです。

ここで一つ重要な要素として「恥ずかしがらない」ということも言えます。確かに、子供(幼児)はあまり恥ずかしがることがありません。

大人はどうしても周囲を気にしてしまいがちなので日本人である自分がこんな「大胆な(!)」発音をしても笑われないかしら?と要らぬ心配をしてしまうのです^^;

しかし、私としては英語を話そうとしているのにいつまで経っても日本人っぽい発音を続けていることの方がよほど「恥ずかしい」と思います。ぜひ、大胆に、カッコよく英語を口にしてみて下さい^^

本当に、そんなに難しい話ではないのですから。




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